【副業キャリアプラン】
週5の会社勤務から将来を見据え副業を開始し、キャリアプランを作る
相談者
こうのちえさま/女性
相談内容
副業をしてみたい、自分が本当に何をしたいのか、将来どうなりたいのかを悩んでいらしたので、たまじ珈琲を副業として週末に働いていただきながら、それを一緒に見つけていくことを提案いたしました。
約3年間に渡り、たまじ珈琲の仕事を通して、時には食事をしたりしながら多くの時間をかけて意見交換を重ねることで、少しずつ具体的なアクションを見つけ出し、挑戦した結果、現在は新たな道を選択して活動されています。
【コンサルを受けた後の変化】
こうのちえさまは才能豊かな方だったので、カフェの運営を目指した方が良いのでは?と感じ、それを具体的にご提案したこともありました。
より具体的な内容を検討することで、本当に何がやりたいのかが少しずつ確信に変わり、後半では、その目標に向かって具体的にどうアプローチするかとなり、少しずつ「本当にやりたいこと」が見えてきた感じでした。
納得できる結論に達するためには時間をかける(時間が解決してくれる)部分もあることが自分も勉強になったことを記憶しています。最終的にはやりたい仕事ができる会社に転職され、かつ、いくつかの副業の可能性を見据え、新たにスタートされるに至りました。
アドバイスやサポートのポイント
- 自ら(上野)が運営する「たまじ珈琲」の常連のお客さまから関係がスタートし、副業を実践してみたいという要望を受け、勤め先企業に了解を得て、たまじ珈琲のスタッフとして3年ほど勤務しながら、今後の働き方・生き方について時には飲みながら、時には店内で珈琲を淹れたり/飲んだりしながら語り合ってきました。
- 写真にもある通り、多岐にわたる分野を器用にこなす特技を持っている方で、たまじ珈琲でも淹れ方をマスターし、ドリンクショップをワンオペで早い時期から運営していました。お客さまとのコミュニケーション能力も高く、常連のお客さまも増え、こうのちえさまが運営する日は店舗の売り上げもトップレベルでした。
問題解決に向けて
こうのさまは、なんでもできてしまう能力があるが故に、自分が何がやりたいのか、何を目指しているのかを見失いがちで、定期的に目標とする内容が変化していくこともありました。ご自身もその特徴をよく理解していただけに、将来どうしていくべきかを悩むことも多かったと記憶しています。
また、人に教えること、部下をマネージメントすることにも長けていたので、まわりからの期待に言われなくても応えることが癖になっていて、ついつい自分のアキレス腱が切れそうなほど背伸びしていることに気づかず、自分の心と体のバランスが崩れることもありました。
このような状況を踏まえ、なんでもできてしまう能力のうち、仕事の軸はなにか、趣味はなにか、自分だけで頑張りすぎる部分を改善するために自分の家族/仲間の関係再構築などについてアドバイスし、最終的に「食育アドバイス」を仕事としてすることを軸とできる会社に転職するとともに、副業を認めてもらって、近い将来家族で自らの店舗運営などにも挑戦すべく日々奮闘されています。
3年ほど密にコミュニケーションしてきましたが、最後の1年ぐらいは心身ともに安定し、頼りがいのあるスタッフに成長していたので、卒業するときは寂しさと大きな戦力ダウンだったことを鮮明に記憶しています。
コンサル回数
約3年(一緒に働きながら適宜アドバイス)/10~20回ぐらい(覚えていないぐらい)
コンサルを受けて~ お客様の声 ~
◆理解したこと/感じたこと/気づき
- 本業と副業に関して、自分の24時間365日を全て使ってやらないといけないものだと思っていたが、仲間を集めてチームごと動かす事で、自分の時間を全て使う必要がない事に気がついた
- 自分が何が好きなのか、本当にやりたい事は何か、どんな強みがあるのか、何に向いているのか、自分ではわからない部分を客観的に言ってもらえたので、自信になったし、自分を見つめるきっかけになった
- やりたいことをやるのに、自分の時間を作るためにはどうすればいいか考えるきっかけになった
◆相談しておけば良かったこと
お金の作り方
◆所感
私自身が、割となんでもある程度できてしまうので流されやすいというか、乗せられやすいというか、上手くいきそうな方に流れやすいというか、困難を避けがちというか…。そういうタイプで思いがコロコロ変わってしまうんだと思うんです。そういった面で、自分のぶれない軸を作ることが必要だったなとは思います。今も思ってます。
@hahacos_ochen/
こうのちえ/子ども食事アドバイザー/管理栄養士
@chie_1you_kono
子ども食育講師|こうのちえ