【経営アドバイス】
ベンチャー企業の経営危機に役員としてどう向き合うか
相談者

会社役員/50代/男性 さま
相談内容
数名で立ち上げたベンチャー企業経営において、時間の経過とともに事業戦略・施策などで意見が合わなくなり、経営メンバーの足並みが揃わない状況において、役員としてどのように取り組んだらよいか、を相談いただきました。
会社経営の改善をアドバイスするにあたり、その土台となる自分自身のキャリアプランについて「副業」も意識した上で、目線を高く・広く、全体を俯瞰する意識を高めていただいた上で再構築することで、好循環が生まれるように意識しながらアドバイスするように努めました。
【コンサルを受けた後の変化】
-
会社経営環境の危機でしたが、幾度の会話とアクションによって、建て直しの土台を固めることができました。
-
また、自身のキャリアプランの見直しにもなりました。自分の願望を深掘りすることになり、実践のための下地(目標とマイルストーン)を設定することができました。
-
自分では深掘りしきっていてると思っていたこと、やりようがないと思っていたことに対して、高い視点、違う視点での助言は、自分の些末な心配を吹き飛ばし、本来考えるべき所に集中できたように思います。
アドバイスやサポートのポイント
関係者の意見を丁寧にヒアリングすることで、コミュニケーションの深さに違いがあることが原因の1つであると感じました。伝えたつもり、こういう意味で説明したつもり、などが小さな誤解が生み、それらが積み重なることで大きな溝になっていると分析しました。
問題解決に向けて
- 他メンバーの意見を改めてしっかり聞く/理解する
- 自分の意見を横におき、他メンバーの意見が経営にどういう影響がありそうかを熟考する
- 目線を上げる/目線を広げる
- 改めて自分の意見が会社経営に対してどうなのかを冷静に再考する
- これらを踏まえ、自分の意見を丁寧に他メンバーに自分の言葉で伝える、合意した方針で運営する(合意できない場合は、自分自身のキャリアプランを踏まえ、その後の行動を速やかに決定する)
コンサル回数
約半年/5~10回程度(オンライン/食事など)
コンサルを受けて~ お客様の声 ~
上野さんがファシリテートしている打ち合わせに何度か出席する機会があり、把握の仕方、情報ベースでの方針の決め方、役割分担の適切さなどを目の当たりにしていました。強く印象に残っていたため、知見を頂けるのではないかと相談させて頂いたのが経緯となります。
細かいところで自分の印象と違うことはあっても、自分の印象をどこまで信じれば良いかの基準にできたので、それはそれでプラスだったと感じます。